■□ 土蔵造り □■
市川三郷町の町の中で、特に市川地区に現在でも百数十ほどの土蔵造りが残っています。土蔵造りは倉造であって、外壁を大壁にして土を厚く塗り、耐火的にした木骨土壁の倉です。
こうした土壁造りが行われるようになったのは、鎌倉時代からといわれていますが、近世にはいり、年の発達とともに火災も多くなり、財産を守る為にさかんに造られるようになり、倉庫ばかりでなく、住居としての蔵座敷として用いられました。当町では和紙の保管にも一役買っていました。
近江屋宅
土橋安雄宅
今木屋宅
大原光治宅
一瀬亮次宅
青柳義人宅
丹頂堂宅
渡辺操宅
大柴幸内宅
渡辺初男宅